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しかし、このチャンスを逃しては出遅れてしまうとキャスティング再開・・・7時30分過ぎに、またしても目の前すぐでアタリ
があった。今度こそはと合わせると・・・乗ったようでファイト開始! ![]() ![]()
私の一本目 私達の釣り場
近くでヒットしても沖へ向かって何度か走ってくれたので充分引き味を楽しめ、銀ピカオスがレガオさんのタモに入った。
釣れた余韻に浸っていると、7時47分にはエーさんにヒット!キムさんがタモ入れをしてネットインしたなあと見ていたと
ころ、レガオさんとアキヒロさんに何やら妙な動き・・・レガオさんがウキアジを釣ったようで、ラインを手繰ってファイとし ていたのだ。
スティングに始まり、合わせに至るまで丁寧に指導してきた苦労と彼女の釣りたい努力が実った。
腹まで黒いアキアジは、ミノルさんに差し上げるにはブナすぎるなあと思いリリース。
第五埠頭で釣っていたと言うヒデボさんが現れてお話を聞くと、24日の夕方に第四埠頭が閉鎖になってしまったらしく第
五埠頭は大変な混雑で、それでも釣果は良かったそうである。
10時15分、チカさんがアワセを入れたところ、痛恨のアワセ切れ・・・そこに現れたのはウキアジ釣り名人のウルシさん
で、一発でヒット!見事アキアジとチカさんの仕掛けを回収したが、そのアキアジは誰のものになったか私は知らない。 ![]() ![]()
帽子岩麓から見た釣り場 ミノルさんラストファイト
ウルシ奥さんとウルシJrも現れてすぐにアキアジを釣り上げていて、どういうわけか私達の場所に魚が集中している不
思議な日だった。すでに30本以上釣り上げていたので、周囲から見れば妙な団体に見えたかもしれない。
10時52分、ミノルさんにヒット!ビデオカメラはミノルさんが主に撮影していたが、本人が釣っているときはアキヒロさん
やチカさんなど周囲の人が撮影していて、この時はレガオさんが撮影していた。
ま納竿とした。この日の私のバイトは目の前ばかりで、海水が濁っていたために警戒することなくアキアジが近くを泳い でいたのだろう。
魚のアタリもほとんどなくなっていたのでレガオさんやチカさんたちも片付けを始めて、私達は先にその場を後にした。
11本中6本もキープしてしまったが、結局1本も自宅用には残らなかった。
帰り道の卯原内付近のサンゴ草は、先週のサンゴ草祭りよりも紅く色付いていて、今週が一番の見頃だった。
■ 釣れない帽子岩
9月29日 この日朝から網走入りしていた人からの情報では、第四埠頭が開放中だったがさほど釣れておらずサケとマ
9月30日 目覚しの30分前に目が覚めてしまったので、そのまま起きることにする。砂浜を見ると波も随分と収まってい
たので一安心し、目覚しの鳴る時間にはイノケンさんの車に向かったが、彼はすでに準備中だった。
釣り場には自転車の私が先に着いて、ほんの数分でイノケンさん到着!・・・走って来たのかと思うほど早かったので驚
いた。準備を済ませてから明るくなるまではすいぶんと時間があったので、二人で横になって星空を眺めながらワクワ クする夜明けを待つ間に師匠にメール・・「ベタ凪です」と打ったのが4時20分だったが、すでに起きていたという師匠か ら返信があり「午前中には行きます」・・・・・うーんさすがだ!
私達の隣には何と!パイロンで場所をとっている人もいて、網走○△鰍ニ書かれていたことから地元の人だとわかった
が、これにはいささか驚かされた。
この日もカーブ付近と帽子岩の麓で数本が釣れただけだったが、5時28分にはイノケンさんにヒット!さっそく私はデジ
カメを取り出して激写!と思う間もなくバレた・・・ナイロンからPEラインに変えてアワセにも自信を持っていたそうだが、 食いが浅かったのだろう残念だった。
エサ取りのウグイが多い中でもイノケンさんは2度もアキアジのアタリがあって合わせたのだがフッキングには至らず、
妻も一度だけアワセを入れたが乗らなかった。しかし、私には一度もアキアジの反応はなかったので、今日はダメかな と半分諦めてしまっていた。
海面は少しだけさざ波が立ち始めていた。
ふと通路を見ると、先日の「にっぽん釣りの旅」に出演していた、釣り歴50年という宇宙船艦ヤマトの主題歌を唄ってい
る佐々木功さんが、どこかで見たような黒いジャンパーにチェックのズボンという出で立ちでふらりと現れた。
一人なので収録ではないなあと話しかけようとしたところ・・・なんと!それはキムさん(似てる?)だった・・・。
少し話した後、自分の釣り場を探して奥の方へ歩き去ったが、すぐにまた入口方向に歩いて行ったなあと思っているう
ちに、気がつくとその姿は消えていた。不思議な人だ・・・・・。
釣れなくても一日のんびりと過ごすことができればよいと思いながらも、せめて一本・・いや、アタリだけでも味わいたい
と思っていた。
午後からは妻は車に戻ってしまうし、イノケンさんは昼寝をしてしまう中、午前中ほどひどくはないにしても濁った海水に
は有効なルアーに交換してキャスティングをしていたところ、13時10分過ぎだった。
半分ほどリーリングをしたところでウグイのアタリ・・・またか?そう思いながらも我慢していたところ、ウグイがいなくなっ
てアキアジのアタリに変わった・・・ヒット!オスだろう、重いがブナだ・・・タモ入れが大好きと言うイノケンさんがいつの間 に起きたのだろう、すぐに駆けつけてくれてテトラポットの散在する場所に寄せた魚をネットに入れようとするが、二度ほ ど飛び出してから無事Get! ![]() ![]()
シーズン最後の大物? 釣り場入口付近
元気なアキアジは79cm・4.6kgのこの時期にしては良い型だったし、知り合いに頼まれてもいたので今シーズン初のブナ
キープとなる。妻にやっと釣れたと連絡をするも、私ではなくイノケンさんが釣ったと勘違いをしていたらしく15時過ぎに 来るとのこと・・。
夕方までは時間もあったし、この一本でやる気も出てきたところだったが、お腹の調子が優れず駐車場に戻ることにな
ってしまう・・・。釣り場に戻って聞いてみたが依然釣れていないらしく、1時間に一本釣れていない状態だった。
地元の人に聞いた話では、昨夜21時に埠頭に行ってみたところが第四埠頭はおろか第五埠頭まで一杯になっていて、
釣りのできる場所は全くなかったそうだが、第四埠頭も日曜の朝には閉鎖されるとのことで、再び帽子岩は混雑するこ とが予想された。 ![]() ![]()
師匠と松さん ミニアキアジ
こんな時でも、やっぱり師匠は見せ場を自分でつくってしまうからさすがだ。14時50分には師匠にヒット!しかも銀ピカ
で、難なく松さんが構えていたタモにネットイン。きれいなメスだった。
15時近くなると夕マズメを狙った釣り人たちが次々にやってきて、ようやく帽子岩らしいアキアジ釣りの雰囲気が整って
きた。
15時を過ぎた頃、目の前すぐでアタリ・・ヒット!しかし軽い・・・それでも元気な銀ピカで、見えた魚体はマスかと思ってし
まうほど小さかった。これは一発でイノケンさんがタモ入れしてくれてネットに入った。
きれいなメスサケだったが、大きさを測ってみると58cmという10月中旬によく釣れる後期群のミニアキアジだったので、
この日は一日にして前期群の大きさと後期群の小さなアキアジを釣ってしまったのである。
帰りは久しぶりに常呂レストハウスに寄り夕食を食べてから走ったので、帰宅は21時過ぎになってしまった。
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