8月の釣り Vol.1



   ■ 知床(ウトローフンベ)

8月6日 旭川市へ向かう途中の裏道にレーダーパトカーがいることに気付かず、追越をしてから発見してスピードメー
ターを確認すると、10kmオーバーしていた。車載のレーダーは同時に鳴ったがパトカーの赤灯は点かずにそのまま通
過した。運良くというか、このことで今週の運を使ってしまった気がした・・・。
18時40分出発、フンベには22時40分着。レガオさん、キッシーさん、清さんがいつものように出迎えてくれた。その後、
チカさんとJrが到着するもすぐに寝てしまい、しばらくしてからJrのいびきがうるさいからと起きてきて、まるで犬猿の仲
のようにキッシーさんと言葉のバトルを繰り返していた。
だが、どういうものか私たちはここで今シーズンの初日に寝たことはない。清さんは寝たが、私たちはビールを抑え目
に飲みながら起きていた。早めに着いていたレガオさんは若さの為か浴びるほどビールを飲んでいたのはすごかっ
た。


8月7日 1時過ぎには、このままここにいてもしょうがないので釣り場へ降りることになり、ほぼ2つに分かれた河口の
中央部付近に陣取って話をしていたが、そのうちにみんな寝てしまっていた。
曇り空だったが半月はおぼろに見え、その周りには輪ができていたのを見ながら、みんなの寝息と波音や川の流れる音を聞いていた。まだ真っ暗ではあったが早くからルミコを点けてキャストする人も沢山いた。
私とキッシーさんはアキアジのブッコミ用の竿立を持ってきていたので、これに竿を立ててみると意外と良い感じだった。暗闇で踏んでしまう心配もないし、格好なんか気にするよりも実用性が一番である。
3時20分過ぎには少し明るくなってきたので全員がキャスト開始。
しかし、レガオさんは二日酔いの様子で「吐きそうだー!」まだ酔っていた・・・飲み過ぎだってば!
※写真上にポインタを移動させると写真が変りますよ!→
朝マズメは薄暗い中でガヤのツンツン攻撃にマスかとドキドキさせられるアタリを楽しませてくれたが、そのうちパッタリ
と消えた。
チカJrにヒットするもバラシ、チカさんは目の前の岩場に一瞬ヒヤッとしたが47cmのメスをGetした。本当は、この岩場
のシーンではうっかり転んでくれたりしたら、私たちの中では英雄になれたのだが残念であった。
この日は網の左側が一番釣れていて、6本上がったらしいことを聞いたし、網のすぐ右に入っていた足寄の佐さんはお
やじさんから奪い取ったという場所で3本もGetしていた。

     

dchiyanさんが橋の上から話しかけてくれたが、川と波の音でよく聞こえなかった。幌別に入っていたそうだ。この日はチ
カJrから右は全く魚がおらず、またしても場所の選択を誤った感があった。それでも、6人という大勢で釣りを楽しめた
し、釣れなかったという不満以外はなにもなかった。
7時には車に戻って、急激に気温が上昇し始めた外にサイドオーニングを出して雑談を楽しんだ。Jrはすぐに眠ってしまい、清さんも混じって、チカさんの友人も途中参加したり、話は尽きなかった。
この日の清さんは踏んだり蹴ったりの日で、自分の両サイドの仲間にマスを釣られたばかりでは済まず、愛用のモンリミの先を岩場でコケた時に折ってしまったのだが、この辺は彼の周到なところで、損害保険を使うので痛手はないと笑っていた。
みんな帰ってしまい、車内で仮眠をとってから、13時半過ぎに知床さいはて市場で昼食をとっていると、隣に座ったバイクでツーリングをしている夫婦の奥さんがいきなり、オシボリで腹や脇の下を拭き始め、何故か最後に顔を拭いていたのは可笑しかった。
それから夕陽の見える家の温泉に入り、コンビニで買物をしてからフンベに戻った。16時過ぎだったので、すでに清さ
んの一派は釣り場だった。釣り場を見ると網の左からずらりと7人並んでいたので、私もすぐに着替えて降りた。
降りてみると、少し前に20〜30本の群れが入って大騒ぎだったという。しかし、誰もヒットしていないようだった。
前方に沈みかけた夕陽を見ながら続けていると、次第に暑さも消えるとともに釣り人の姿も消えていった。残り数人になって、そろそろ上がろうかなと考えていたところが、網の右にいた佐さんにヒット!元気なオスが上がった。これがこの日の夕マズメの唯一の1本となった。
国道まで上がると丁度良いタイミングでキッシーさんがやってきた。一緒に車内で夕食を食べながらビールを飲んで翌日の釣り場の検討会を開く、毎日釣れる場所が変るフンベに悩まされ続けてきたが、答えはでなかった。
その後、場所を外に移して清さんも加わって4人で雑談を楽しんでいると、お客さんが一匹やってきた。カミキリムシに変身したチカさんだったが、キッシーさんのプリムスのランタンにまとわりついてブンブンシュッシュとうるさくしていた。
心優しいキッシーさんは裏山の方へ導いてあげていたが、すぐに帰ってきてしまい背中で転ぶと起き上がれずにバタバ
タしている。よせばいいのに油断したのかチカさんは妻の方へ飛んでいってしまったので、妻の横をはっている時に自
分のスリッパを持った妻の一撃をくらってしまい、哀れその場で絶命してしまった。私たち3人はその惨状を見て、ただ
ただ震えあがっていた・・・・おそろしや、おそろしや・・・。
この夜は21時には寝ていただろう。


8月8日 キッシーさんとの約束どおりに1時に起きて準備をしていると、網戸の向こうからキッシーさんのヒソヒソ声、昔
あった寝起きにバズーカー砲をくらっていたオスマン・サンコンさんの気分を感じながら準備完了。釣り場にはすでに10
人くらいの人がいた。目的の網横には佐さんが早くも陣取っており、その左横はキッシーさんがやる気満々の様子だ
が、体が辛そうであった。
その隣に釣り場を構え準備をしてからキッシーさんと夜明けを待っていると、清さん、コマさんの仲間が私たちの間に入った。隣が2mもない過密釣り場となったが、みんな知っている人達なので何の心配もいらない。
妻も到着して全員ウキエサ仕掛けでマスを待ったが、この日はさっぱり魚の気配はなかった。途中、帽子岩に入っているチカさんから連絡があり、Jr君・レガオさん・メガ弟さんも同行しているが全体50人とも100人とも、情報はその人それぞれだったが、魚は全くいないとのこと。
この日は佐さんが今期7本目という快挙で、その後彼は左奥の深場に移動した。小さな群れで魚はいるのだが食い気が全くない、釣り人のやる気とは正反対のジレンマに全員が苦しんでいた時、昨夜清さんが私とキッシーさんに、網に仕掛け
を引っ掛けないようにね!と言っていたにもかかわらず、自分が掛けてしまっていた。こんな状況に苦しんでいた「フン
ベの主」といわれる清さんにも一応ダメージを与えておきたかったので突込みを入れておいたが、午後からボートを出
して他の仕掛けも回収するという清さんには効目はなさそうだった。
みんなやる気が失せて休憩していた時、真剣にウキルアーをキャストし続けていたキッシーさんにアタリがあった。2度
目のアワセを入れようとした時、隣のおじさんのラインがまたいでいて無常にも合わせられなかった・・・。アタリもない私なら諦めもできるが、こんなことでは諦めきれないキッシーさんだったろう。
目の前の岩場やロープに掛かった仕掛けを回収をする為に腰まで入っていく釣り人もいたので、マナーとしては少しいただけない場面も多かった。その後、佐さんのお父さんが1本釣って、この日は全体30人以上で4本というこの時期にしては信じられないような貧果であった。
諦めずにキャストしているキッシーさんを残し車に戻ったが、程なくしてキッシーさんも帰ってきた。車内で朝食を食べながらキッシーさんと休んでいると、清さんがタモ網を持って佐さんのいる深場へ向かった。すでに気温は上昇して、エアコンを入れている位だったので、清さんたちの根性には頭が下がった。
しばらくしてから清さんが肩を落として帰ってきたので聞いてみると、佐さんは3バイト1Getだったが、自分が着いた時
はすでに魚が去った後だったようであった。その後戻った佐さんの快挙をうらやましげに見ている私たちで、マスなんか
さっぱり釣れる気がしない私だった。佐さんこれで8本目!
帰る途中、小清水の道の駅で仮眠してから、鱒浦漁港を偵察するもカレイ釣りの人と、車の中からマスを探す人しかい
なかった。しかも、海水は濁っていて透明度は全くない状態だった。ポンモイは色々な釣り人が若干いたが静かなもの
で、開放中の第四埠頭が何故か恨めしくもみえた。
お気に入りのサングラスが車内をいくら探してもみつからず、もしかすると釣り場に落としてしまったかもしれなく、次の釣行の為に絶対必要なものなので、美幌の釣具店で購入した。同じものはみつからなかったが、似たような形状のものだった。
途中、ルクシ付近では大雨に合い、気温が一気に10℃近くも下がる場面もあり気分が良かった。しかし、遠軽に近づくと再び30℃以上に戻ってしまった。夕暮れの帰り道に雲の形がまるで噴煙のように見えた瞬間もあったので、妻が写真を撮っていた。自宅には20時過ぎていたが、さほど疲れもなかった。
フンベの主といわれる清さんでさえ運には勝てないのだから、私ごときが数回の釣行で悩むことはないと諦めることにした。次に期待して努力してさえいれば、いつか釣りの神様が舞い降りてきてご褒美をくれるのは経験上わかるのだが、それまでは辛い釣行になりそうだ。

噴火みたい
特に今シーズンは天候のせいもあり、9月にずれ込む群れも随分多いことだろう。

10日からお盆シーズンの戦闘開始というキッシーさんだが、私が彼に電話すると相乗効果で釣れなくなってしまう可能
性を避けるために、電話するのは我慢することにした。





   ■ 網走(帽子岩)

8月14日 本当はこの日の朝から釣り始める予定だった。13日の出発を妻に止められ、日中からの釣行となるのだ
が、この日は早朝6時に我が家の電話が鳴ったところから始まる。

こんな早い時間に一体誰だろうと思いながらも、おおよその見当はついていたが、しかし、意外に帽子岩にいる師匠か
らであった。「今、釣れてるよ、もう100本くらい上がってる!」そして、電話の声はキッシーさんに代わり「おめでとうご
ざいます!」自分で自分をほめていた。どうやら念願の初物を釣り上げたらしかった。半分寝ぼけていた私ではあった
が、なるべく早く行くことを伝えて電話を切った。それにしてもどうして携帯ではなくて自宅の電話だったのか?不思議に
思っていたが、後で聞くと師匠が単純に間違っただけらしかった。
お盆で帰省していた北広島の弟一家に別れを告げ、自宅を出発したのは7時50分だった。充分な睡眠時間をとっていたので体調はとても良く、キッシーさんが良い場所を押さえてあるというので、この日のうちに釣れる確立が高いとあって、雨は降っていたが運転は軽快だった。途中からは晴れ間がのぞきはじめ、気温も上昇し始めていた。
10時20分に帽子岩駐車場に到着。駐車場付近は非常に混雑していたが、正規の駐車場は私の車でも楽に停める事ができるスペースが空いていた。
釣り場へ着くとキッシーさんと師匠夫妻が出迎えてくれて、本日の釣果などを聞いた。この日の1本目は師匠の奥さんだったそうで、仲間内の帽子岩1本目は、未だひじの調子が悪い
という奥さんだった。キッシーさんは私が着く前にもう1本追加して、3人とも2本ずつ釣っていた。
師匠夫妻は仮眠をとるために車へ戻り、キッシーさんはポイントなどを私に教えてくれながら、釣りはせずに私と話して
いた。さすがにこの時間ともなると誰の竿も曲ることなく、キッシーさんも帰ってしまった。
少しの波とうねりが時々入ってきて、テトラポットの先に立つと波を被ることが時々あり、斜め前からの風がキャスティン
グの邪魔をしてくれたが、その後少しずつ条件は良くなってきた。

本当によかったね!
朝の情報を聞きつけてか、釣り人はどんどんやってくるので釣り人は多かったが、次第にテトラポットから降りて休んでいる人が多く見受けられた。私たちもお昼をとったりしながら、それでも諦めずに竿は振っていた。
ポイントとしては私たちの少し隣が最高のポイントだったので、数本のマスが夕方までに釣れていた。その場所で釣れた人の中に、ドラグ調整が悪かったのか腕が悪かったのかは定かではないが、随分と魚に走られてしまい、遠くの人にまで長い時間迷惑をかけていなが本当によかったね!  
らも平然としていた人がいた。ようやく足元まで寄せたマスではあったが、仲間の一人が怒った口調で、タモの柄のほうで突付く真似をしばらくしてからタモ入れをした。無事には上がったものの、横で見ていた私たちは何があったのか不思議だったとともに、見ていてあまり気分の良いものではなかった。
夕方になってから師匠夫妻が戻ってきたが、空いている場所が近くにはなかったので、奥の方へ入った。夕マズメに期待していたが、この日はほとんど釣れていなかった。
暗くなり始める頃、キッシーさんがやってきたので、私も釣るのをやめてお話をしていた。本当は駐車場で焼肉をと考え、私が肉を持ってくる約束だったが、緊急出動だった為に買出しはできず、キッシーさんも焼肉の道具は持ってきていなかったので、急きょ弁当屋さんに出前の弁当やお酒・つまみの注文をした。
夕陽が山側の建物を燃やしているように見える赤い色の景色は、恰(あたか)も空襲に燃える街のようにも見えて、一
種異様な夕景でもあった。いらないって言うのに「使え!」というキッシーさんの三脚を借りて撮影をして楽しんでいる
と、師匠夫婦が奥から帰ってきて、その右手には「イヤー釣れる気でなかったんでクーラー持って来てなかったんだよ
ねー・・・」などと言いながらスカリに入ったマスを控えめに見せていた。さすがは師匠である。
そこにやってきたのはメガ弟さん、先程電話があって、こちらに向かっていると連絡があったのだ。ビールとつまみの差
し入れを頂いてしまい、恐縮しながらみんなで駐車場までの道を楽しく雑談しながら戻った。
メガ弟さんが帰ってから少しして、正面から暴走してくるレガお弁当店の車を発見した。この時間になると駐車場もスペースがあるので、3台の車を並べて停めてから、私の車に集合した。お弁当におつまみ、そしてビールを飲みながら歓談は続いたが、キッシーさんだけは固い意志を貫きビール2缶それ以上は飲まなかったし、私たちも無理強いはしなかった。場所の留守番をしている他の仲間との交代時間も迫っていたので、お互いに完全には酔えないでいたのかもしれない。
師匠から電話があって、近くに一緒に食事に行かないか?と誘われたが、食事もビールも用意してあったので残念ながら同行はできなかった。しかし、考えてみるとこの駐車場からだと、いくらでも食事や飲みにも行けると気付いたので、次回は是非チャンスがあればみんなで行きたいものである。
話題の中心は釣り道具に関してがほとんどだったが、中でも自作タコベイトに関心が集まり、チカさん考案のチカベイト
はなかなか面白そうなので、自宅に帰ってからいくつかプロトタイプを作ってみたほどだった。
相変わらず大酒のレガオさんは、この日もビールを爆飲してしまい180度回転してあったイスにそのまま寝てしまい、キ
ッシーさんも車に戻ったので、レガオさんはそのままにして眠ることにした。


8月15日 夜中に入ったレガオさんへの電話で自分の車に戻ったレガオさんをぼんやりと音だけで聞きながら、再び寝
てしまったが、意識の中ではその後すぐに鳴ったような感じがする3時の目覚ましだった。
釣り場に着くと、留守番をしていたキッシーさんが元気一杯に迎えてくれた。師匠夫妻もすでに準備を済ませており、レガオさんだけがまだ着いていなかった。少ししてから到着したレガオさんは「車の後ろで準備していたのに何にも言わずに行っちゃうんだも・・・。」そういえば、薄暗くて見えなかったが、近くに人がいた。よーく考えなくとも、あれはレガオさんだったのだ、気付かなかった・・・。
まだよく見えない時間から釣り始めていた人も多かったが、私たちは帽子岩の朝焼けに感動して写真を撮ったり、その光景に見入ってしまっていた。そして機は熟したところで全員配置に着いた。しばらく静かな時間が流れていたが、左側数人のところの付根でヒットしてから、頻繁に周囲の竿が曲り始めた。
この日の主役は昨年同じ頃、私が入ったポイントに入ったレガオさんだった。
今まで左だったロッドを右に変えたので、慣れるために左手に持ったタモで自分が取り込むのである。1本2本と立て続
けに釣ってしまったと思ったら、師匠も奥さんも釣り、更にキッシーさんも釣った。
私たちはアタリは頻繁にあるものの、マスのような気がするアタリは少なかった。
そうしているうちにレガオさんに再ヒット!4時45分だった。しかし、今度は何か変だ・・・。ロッドは大きく曲っているものの魚の姿は見えず、どんどんラインが出ている様子。途中からアキアジに違いないとみんなが確信して、感覚的には随分と長い時間格闘し、念のためにキッシーさんがタモ入れして、今期チーム初のアキアジが釣れてしまった。
マスと並べるとその差歴然たるもので、一緒に並んだマスはウグイのようだった。それにしても、レガオさんの針は8号の小さなものなので、よく掛かったなあと感心してしまった。針は口横の薄い部分に掛かっていたので、マス用の柔らかい竿が、逆に良かったのである。いずれにしても今期絶好調のレガオさんであった。
ポンモイに入っていた順一君から電話があって、どうもパッとしないという話を聞いた。ポンモイは翌日、大型外国船が
入港するので釣り人は締め出されてしまったそうだ。
左隣にいた人が帰ってしまうと、見たことのある若者が現れた。今シーズン初めて会う大君で、彼もまた今シーズンの
不漁には苦しんでいるようで、まだ4本しか釣っていないそうだ。しばらく話をしてから何投かしてみて、すぐに帰ってしま
った。
釣り場に竿を置いてその場を少し離れると、あっという間に人が入ってくるが、どうして一言かけられないのか残念である。しかし、黙って入ってきた二人の隣にウキ釣りで入ってきた人が、この二人の前にウキが流れるのをそのままにしていたり、ウキを流したまま仲間や電話でおしゃべりをしているので、キャスティングできなくて困っていた。
だが、このウキの人は誰が見ても怖そうなその筋の人に見え、一見俳優の的場浩二を凶暴にしたような顔つきだったので、何も文句は言えなくて半泣き顔だったのが印象的だった。
この日は朝マズメだけで、すっかり釣れなくなってしまったので、退屈した私たちはお馴染みのキャスティング大会を始めた。この日は遠投勝負で、少し長めの私が有利だったのでミスを犯さない限り遠投できた。
更にビデオを取り出しキャスティングフォームを撮影していると、いつの間にか監督になったキッシーさんが、キューを
だして合図を送る一コマもあった。
最後はいつものバックキャストをしたが、どこへ飛んだか分らず探している姿はなかなか面白い光景だった。
師匠は仕事に行くと言って帰ってしまったし、この後釣れそうな気配もないので、10時には納竿となった。
駐車場はすっかり気温も上がり、暖かいというよりは暑く感じられ、お盆にしてボウズという初体験をかみしめながら網
走を後にした。常呂の様子でも見て帰ろうかとも、少し良いという紋別方面を攻めるという手もあったが、自分でも意外
に思うほど冷静だった私は、あえて内陸に車を走らせ北見市内でゆっくり買物を楽しんでから、急に降ってきた石北峠
前の大雨の中を抜けて、17時半に自宅に着いた。


今回の敗因も明らかだった。今回もキッシーさんの勧めるポイントに背いてのボウズだが、運が良ければどんな場所で
も釣れるものだが、ここ最近はその運も私にはなくなってしまっている。いったいいつまでこの苦しみが続くのか楽しみ
である?

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