
9月の釣り vol.2
■ 第四埠頭 (2日目)
9月11日 目覚ましが鳴る前に目が覚めたのが3時半だったが、ただ単にトイレに行きたくなっただけのことであった。
4時前には外へ出て朝の挨拶を交わし、その中にはウルシさんも到着しており、今回は1年ぶりにウルシJrも参戦して
いた。
私が準備を終えた頃にはキャスティングを始めているメンバーもいて、周囲からの「釣れたゾ!」の声に始まり、いきなり数本のロッドが曲がっていたものの、マスだろうと思っていたところがサケだった・・・というのが今朝の始まりだった。慌てて全員がキャスティングを始めた4時半過ぎには、キッシーさんにヒット!レガオさんの差し出すタモにネットイン。
さらに4時42分にはウルシJrにもヒット!何だか昨日とは違う状況になっていて、爆釣の予感がしてきていた。
釣り場全体あちらこちらで釣れていて、2分も経たないうちにどこかでヒットしている、正(まさ)しく爆釣状態となっていたのだ。しかし、私には当たりすらない状態が続くが、前日に釣っていたので余裕があり、そのうち釣れるだろうと気楽に考えていたのである。
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キッシーさんGet!
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この日絶好調となるウルシ家
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前日のヒットゾーンは近い場所が多かったが、この朝は少し遠目だったおかげでアキアジの引きを充分に堪能すること
ができるようだった。しかし、左右に走られた場合には絡んでしまうので、近くで誰かがヒットした時にはその行方を注
意してリーリングしなければならない。

妻の1本目
そして、5時10分には妻にヒット!元気なサケであったが、途中からはあっさりと諦めて寄ってきてしまうオスであった。
いつもならキープする程度のオスは写真だけ撮ってからリリースしたのは前日のキープ数が多かったせいで、この日の
キープには慎重さがあった。
そして、このときも清さんのタモを借りてネットインしたのだが、私のタモはみんなには内緒だが使用不能だったのであ
る。昨日の夕マズメに、自分で踏んで折ってしまっていたのだった。この失態をひた隠しにして、誰かのタモを借りなが
らこの日を乗り切ろうと目論んでいた私であった。

ウルシさんヒット中 埠頭にテント?
しかし、5時45分だった。妻にヒットした時には私にアタリが来ていたので、迷わずアワセを入れていた。妻とのダブルヒ
ットも慣れてしまったものの「とんでもない夫婦だー!」などという誰かの非難の声も聞こえてきていたが、そんなことは
どうでもよいうれしい瞬間を楽しんでいたものの、タモはどうする?そんな不安が的中した。妻には清さんが来てくれて
準備してくれていたが、私にはレガオさんが私のタモを持ち出そうとしていたのであった。あーそれはマズイ・・・と思う間
もなく「これ折れているよー!」私の目論みは完全にばれてしまったのであった。

私の1本目
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まあ仕方がないと別のタモで準備してもらっていたところ・・・次の瞬間にはフックが外れて飛んでくるのが見えたので、思わず身をすくめて避けてバラシ成立!昨日は一本もバラシがなかったので自信過剰の慢心によるアワセが弱かったのか、はたまた食いが浅かったのかであろう、或いは踏み折ったタモの怨念か?
しかし、妻はしっかりとネットインしていて、まずまずのオスだったがこれもリリースした。
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6時半にはウルシさんが2本目をヒットさせていたし、キッシーさんも順調に釣っていた。隣では、コマさんが釣り上げた
サケに喜びの声を上げていたので聞いてみたところ、意外にも今シーズンの初物だと教えてくれた。そういえば、昨日
は仕事でマスだけ釣って帰ったことを思い出した。
みんなが遠投をしていて、遠くでも近くでもヒットする可能性があるので最後まで気が抜けないリーリングだった。自分に
はいつ来るのだろうかと待っていた6時50分である。遠めでアタリがあり、まもなくグッと重くなったのでアワセを入れる、
ウキは見ていなかったのでどこだろうと探してみるが、すぐには見つからない・・・少し経ってウキが見えて、魚が暴れた
のでようやく位置が分かった。
随分と抵抗するのでオスかと思いながら巻いて楽しんだが、その後は大きな抵抗は見せずにネットイン。銀ピカのメスだったので、この日の初キープとなった。
7時03分には清さんが発する独特の奇声というか怒号のような声が聞こえたのがヒットの合図となっていて、元気なオスが釣れたようで無事ネットイン、生きたそのままミュウさんのスカリに入れていた。 |
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清さんヒット中
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レガオさんファイト中!
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そして、昨日からアタリも少ないと悶々としていたレガオさんにヒットしたのは7時15分のことだった。
昨年も彼の横で聞いた「やっと来たゼー!」のセリフは懐かしく、ほんの一言で1年前のシーンがよみがってくるのもこの大物釣りの印象深さであろう。
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・・・・・。
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キッシーさんがタモ入れをして無事Get!久しぶりにキッシーさんとともに決めのポーズをとったのである。
この日キッシーさんは、息子さんの運動会に行かなければならなかったので、そろそろ帰らなければと話していたものの、まだまだ釣れている状況になかなか片付けられずにいた。すでに3本釣っていて気分的には満足していたようだが、キャスティングはやめられないでいた。そして、目の前すぐのキッシーさんのウキを見ていたところ反応があり、数秒後には合わせてヒットした!「またきちゃったよー、オーホッホッホー!」と笑いながら楽しむキッシーさんの横で、苦々(にがにが)しい顔をしているケンさんも印象的だったが、そのケンさんの怒りが通じたのかバラシ!
これに気を良くしたケンさんだったが、この日はキッシーさんの方が何枚も上手で、数投後には同じような場所で再びヒット!こんな時に
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はバレるはずもなく、ケンさんの頭にガンガンと響くような高笑いをしながらアキアジの引きを楽しみ、無事ネットインし
た。そして、今度は本当に納竿した。
この日はウルシJrが絶好調で、ふと横を見るとヒット中という場面が何度もあった。80リッターのクーラーボックスは、親
子の釣果でみるみる一杯になっているようだった。
7時25分には再び妻と私のダブルヒットとなった。今度はバラさずに二人ともネットインして、私はオス、妻はややくたびれたメスをGet!した。2本ともリリースする予定だったが、突然サケバットを持ってきたウルシさんが「あーダメー!」という私の叫びも届かず、妻のリリース予定のメスを叩いてしまった・・・私のサケも叩きに来たのでそれは何とか阻止したが、危ないところだった。
丁度その時、私たちの後ろで見ていた3人組が話しかけてきて、聞く |
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関西行きとなったサケ
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と関西方面からやってきて、今朝のウトロでカラフトマス釣りをしてきたところだと言う。しげしげとサケを見ているので
「もしよかったらどうぞ・・・」と話すと何度も御礼を言いながら喜んで持って行ってくれたので、リリースの手間が省けて助
かった。
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そして7時45分、遠めでヒット!昨年よりもドラグを緩めにしているので、合わせるとジーと鳴るのにも慣れてきていた。見えた銀ピカの魚体に心躍らせながら、その引きを楽しみつつレガオさんの待つタモに誘導してネットイン!これは本日2本目のキープとした。
ここで朝食のために車に戻りゆっくり休憩していたが、その間も見える範囲だけでも時々ロッドの曲がりが見えていた。
そして、釣り場に戻ってみると事件は現場で再び起きていたようで、
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昨日ケンさんがあんなに注意深く組んでいたラインシステムが再び切れてしまったと言う・・・翌日は仕事だというケンさ
んは、後ろ髪を引かれながらの納竿となった。
ケンさんは、たぶん次の週も網走を目指して走るのだろうと思われるが、次に釣った一本が私たちの誰よりも尊い価値
あるサケとなるのだろう。ガンバレケンさん!
それから少し落ち着いてきたので妻は睡眠タイム。まだまだいけると思っていた9時20分、よそ見をしながらリーリング
していたところにアタリがあった。横にいるレガオさんに「きたきた・・・」と言うと、レガオさんも「きてるきてる・・」おー!こ
れはレガオさんとのダブルヒットかぁー!と思ったらレガオさんは私のウキを見て言っていたそうだ・・・。何言ってんの?
という顔をされているときにグッと重くなり、サケの体をくねらせる感じが伝わってきて自分のウキを見ると、大きく沈ん
でいたのが、感覚でしていた合わせの瞬間と見事一致してアワセを入れた。再びレガオさんがタモ入れをしてくれてネ
ットイン。この時のサケは写真撮影を忘れてしまったが、銀ピカのメスだったのでキープしたことだけ憶えていた。
10時前にはウルシさん親子は11本の大漁のサケと1本のマスを釣り上げ、充分に満足して納竿。この頃になってようやく釣り場も落ち着きを取り戻し、時々釣れる程度になってきていた。
私に最後の一本が釣れたのが9時50分で、なかなか元気なオスがどんどんドラグを鳴らし走り回り、充分楽しませてもらってからレガオさんの待つタモに入り、これもリリースとなった。選挙の投票もまだだし11時には納竿しようと思っていたので、レガオさんも10分前には納竿。さあやめようかと思ったら、清さんたちがラーメンを食べに行くというので留守番をすることになり、片付けをしながら合間にキャスティングとなった。
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そして、清さんたちが帰ってくる頃には丁度良く後片付けも済み、再び釣れ始めたが埠頭を出発した。
途中、網走刑務所の近くにある温度計には30℃と表示されていたが、28℃位であろう。しかし、途中のサロマでは本物
の30℃になっていた。そして、自宅に着いた15時には18℃という気温になっていて驚いてしまった。サケを裁いて配達
し、投票を済ませた時には17時を過ぎていた。キッシーさんから頂いた1本を合わせると15本になるので、昔のように
全てキープしていた場合のことを考えると、リリース癖はつけておいたほうが楽である。
■ 帽子岩
9月16日 15日に今シーズン初めて帽子岩入りした八代さんは、13時半から15時の間に2本の釣果があったそうで、16
日のこの朝は第1投でヒットしてGet!という快挙だったものの、サケバットを忘れただけの理由で車に戻ったのは八代
さんらしい。しかし、こんな彼女のおおらかさに釣りの神様も微笑んでくれたのか、この後2本追加して5本という釣果に
満足して納竿したそうである。
彼女と入替わるように、私たちが帽子岩駐車場に着いたのが14時であった。すでに11時半にウキで1本釣っていたレガオさんが出迎えてくれて、この季節としては強い日差しが暑いくらいであった。
平日というのにたくさんの人たちがテトラポットに立っていたものの、聞いていた午前中のような釣れ方はすっかり影を潜めてしまっていた。
台風以来続いていた釣れすぎ状態は、次第に普通の釣り場に戻りつつあるようだが、昨年の爆釣を忘れられない人たちが平日でもやってきているのだろうと思われた。
私もウキ釣りをしていたが、ウキをじっと見ているにも疲れてしまいウキルアーに変更していたものの、他の場所で時々釣れる状態も時間の経過とともにほとんどなくなり、気温だけが上昇してTシャツ1枚でも暑いくらいになってしまった16時10分だった。
半分ほどリーリングしてからウグイのようなアタリが続き、その後サケのアタリを感じたすぐ後で合わせるべきタイミングがやってきた。
ヒットしてからは素晴らしいファイトが味わえて、見えた魚体は銀ピカではなかったが大きなオスだった。時間はかかったが妻の待つタモに無事ネットインし、写真だ
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け撮ってからリリースしたが、あまりのファイトに息切れしてしばらく休憩を余儀なくされてしまった。
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私たちの隣には枝幸方面から来たという人が一人でいたが、前日も雄武で釣りをしていたそうである。聞くと、網走のほうが釣れているからという話だったが、どうやらこの日は選択ミスになってしまったようである。
その後はのんびりダラダラフィッシングとなり、妻はいつものようにテトラポットの上で寝てしまった。
17時前にはキッシーさんも現れて一層ダラダラしながらおしゃべりを楽しんだので、後片付けが終った時には真っ暗になってしまっていた。
駐車場に戻り、キッシーさんと一緒に近くにあるコンビニで買出しをして、いつものおしゃべりを楽しんでいるうちにレガオさんが戻り、ギャン君もやってきた。
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その後の記憶は甚(はなは)だ薄く、ただ漠然と楽しかった事だけは憶えている。
22時過ぎには眠くなってきたが、レガオさんとギャン君は釣り場へ向かいそこで寝ることになっていた。釣り場の留守番
をしてくれた二人には大変感謝している。しかし、飲んだ後のラーメンが食べたいとごねるギャン君は、その後コンビニ
まで買出しに行き、買ってきた大盛りのカップめんを二つも食べたというから驚きだ!さすが琴光喜の弟である。
9月17日 2時20分には、外の喧騒に目が覚めてしまった。準備を済ませて外に出ると、キッシーさんがドアの前で棒立
ちになって待っていて驚いたが、先に向かってもらい自分も後から自転車を飛ばした。
釣り場には、レガオさんとギャン君の他にチカさん、キムさん、河さんがすでに到着していた。
暗いうちから跳ねもあり釣果が期待されるせいか、チカさんたちは3時過ぎにはキャスティングを始め、大きなウグイや根魚を釣って楽しんでいた。明るくなり始めると周囲でヒットし始めたので、私たちもテトラポットに立った。初物をチカさんがGetした後は、次々と仲間内にもヒットしはじめた。なかでもギャン君のヒット中に、レガオさんが彼のドラグを締めてあげていたのは印象的なシーンであった。
しかし、私達夫婦とレガオさんのウキは、全く違う場所を流れていることが多く、他のメンバーが複数本釣っているのに、私達3人はアタリすらない状態で朝マズメが終了してしまった。
その後、一度だけ合わせのタイミングがやってきたものの、乗らなかった・・・何事もなかったかのように知らぬ振りをしていたが、目ざとく見ていたチカさんに指摘され、周りのみんなからも「ドラグの音が聞こえた・・」などと言われ隠し通すことは無理だった。
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この日は珍しく車が入ってきたので何が始まるのだろうかと思っていると、測量をするらしく、帽子岩に二人の男がよじ
登りはじめたのは見ものだった。まるでスパイダーマンのような張り付くような上り方で、ついついその方向ばかり見て
しまった。

チカさんたちが11時前には帰ってしまい、測量も終ったのか無事に二人は下りてきた頃には、魚も時々しか釣れなくな
っていた。午後から到着した洋子さんは今シーズン初参戦だったが、全体に釣れていない様子にも気落ちすることなく
キャスティングを続けていた。
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ギャン君は絶好調で、釣れるサケはすべて銀ピカばかり・・・ウロコがポロポロ落ちるきれいなメスは、この日のメンバーの中でも最高のものだった。しかし、幸運は続くもので、最後に釣った大きなオスは口に針掛かりしていたものが暴れているうちに外れてしまい、その針が尾びれにフッキングしたスレサケとなったが、散々走ったものの外れずに無事ネットインしたのである。
15時半過ぎには予報どおり雨が降ってきて、みんな雨具に着替えたがギャン君だけは準備していなかったのか、ゴミ袋に袖穴を開けてそれを合羽としていた。
テトラポットの上でお昼寝をしていたレガオさんは、目覚めてからギャン君の銀ピカメスが気になっていて「鮭児かもしれんゾ!」と言いながら勝手にその腹を裂き確認作業をしていたが、結局ただのメス鮭であることが再確認された。
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全く釣れていないわけではなくて、特定のポイントでは数釣りをしている人もいた。しかし、午後からの釣果はギャン君
の2本と、洋子さんのオス1本だけだった。
雨のせいで暗くなるのが早かったので早めに納竿して、この日も自転車で買い物を済ませて夕食を食べたが、来るは
ずだったレガオさんも寝てしまったようなので、20時半には床に入った。
9月18日 3連休中日は、しとしとと降る弱い雨の朝だった。キッシーさんの車を覗くと、ガラスに付いた水滴で中は見え
ないしノックをしても反応がなかった・・・おそらく前夜の仕事仲間との飲み会で起きられないのだろう。入口近くにいるレ
ガオさんは、すでに起きていて準備をしていた。
釣り場に着くとチカさん親子、ウルシさん、名古屋支部のミノルさん夫婦、そして先週のリベンジにと日帰りで出撃してき
たケンさんとケンさんのお友達のエーちゃんだった。その後、レガオさん、洋子さん、妻、最後にキッシーさんが到着し
て12人のメンバーが揃った。
しかし、一つ悲しい事件が発生していて、キッシーさんのタモの柄が折れていたのであった。
先週、私がタモの柄を踏んで折ってしまった事件を笑っていたキッシーさんであったが、私としてはその気持ちが分かるだけに笑い飛ばすことはできなかった。
自分で折ってしまったのであれば諦めようもあるのだが・・・。
川側ではたくさん跳ねていたが、海では全く跳ねが見られない状況に一抹の不安を感じつつも、明るくなりかけたとろでほとんどの人がキャスティングを始めたが、チーム網走は様子を見ていることにした。
釣れ始めたらキャスティングしようということだったが、昨日とは全く様子が変わっていて釣れる感じがしない・・・そんな朝マズメであった。
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ケンさんに近づくキッシーさん
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その後、私達もキャスティングを始めたものの、気が付くと市内のお寺の鐘が6時を知らせてくれた。この時点で全体3
本程度・・・。雨は弱いながらも降り続けていたし、キャスティング回数は数える程度しかしていなかった。レガオさんは
疲れが出てしまい車に戻って寝てしまい、私も車に戻り休憩をするほど釣れていない状況だった。

9月17日の特製合羽
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キッシーさんは釣りよりもいたずらが目的のような行動を繰り返し、ケンさんに忍び寄ってはアタリのように感じる触れ方をして、驚くケンさんをみて楽しんでいた。しかし、タイムリミットの9時が来てしまい、ケンさんたちは納竿してしまった。帰り際にケンさんは、再々度のリベンジを誓っていたことは言うまでもない。
その後チカさん親子、ミノルさん夫婦、そして洋子さんと妻も帰り3人だけになってしまった。しかし、久しぶりにウルシさんとするおしゃべりは楽しく、釣れなくてものんびりとしているのが楽しかったので、その後納竿したキッシーさんが帰ってしまってからも、ウルシさんと二人で釣れない釣りを楽しんだ。
この日は川にキャスティングする密猟者が多発してしまい、パトカーが巡回に来るほどであった。パトカーを見て釣りを止めた人たちに「あら、なんでやめんの!警察いたっていいしょ」!」などとウルシさんが冷やかしていたのは可笑しかった。
しかし、密猟者の中には海で幸運な一本を釣っているにもかかわらず、川にキャストする心根の貧しい人もいたのは残念で仕方ない・・・。「貧しさとは物が少ないことではなく、たくさん欲しがることである」なんて言葉を思いだしていた。
師匠が午前中に着くと聞いていたが、変わらぬ状況に見切りをつけてウルシさんと一緒に11時過ぎ納竿とした。
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危険な密猟者の後を注意しながら抜けて、駐車場に戻った頃には雨も止み始めていた。12人全員がボウズという異例
の結果となってしまったが、師匠だけは別格だったようで午後からではあるが1本釣ったというのはさすがである。
結局1本しか釣れない網走釣行となってしまったが、たくさんの仲間と楽しめたことで良しとし、次回に期待したい。

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