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■ 網走港(南防波堤東灯台)
6月1日 レガオさんから「南提行きの船が出るよ!」と、待望の連絡が入ったのは、いつもよりは早い5月中旬だった。
もちろん二つ返事で5月26日を楽しみにしていたのだが、波が高くて出船はできなかった。
今週は全く心配が要らないほど晴れ続きの風もない良い天気だったので、安心して出発することができた。
網走到着は21時50分で、高規格道路の途中に丸瀬布付近の一部が開通していたせいもあり、昨年よりも3分ほど短
縮されている。
到着時の網走は気温5℃程度の初春のような寒さだったので、FFヒーターの暖房を入れて寝ることになった。
6月2日 3時に起きて外に出ると、すでに明るくなり始めていたので急ぎ準備を済ませて船着場を目指す。
船着場の近くの信号待ちで隣にキッシーさんの車を確認したので、今回は本当に一緒に釣りをすることができると、一
はゆっくりと眺めることができた。
網走川を帽子岩方面へ進み、河口近くから右へ旋回して進むと第四埠頭が見えてくる。
同船していた釣り客の話では、最近はカレイはほとんど釣れずニシン釣りをしている人もまだいるほど海水温が低くて
遅れているそうだ。また、先週土曜日に出船できなかった人たちが、日曜日の雨降る中、なかば強引に出船してみたも のの、結果は坊主に近いほどの貧果だったと聞いた。 ![]() ![]()
橋の下すれすれに通過したので船を確かめる
晴れていたなら朝焼けが見えるはずだったが厚い雲に覆われていて、目指す南提の赤い灯台が近づいてくると気分も
時間を要せずアタリ・・・ヒット!しかし、ギスカジカことツマグロカジカだった。
キッシーさんも長い時間放置していたわけでもないのにスナヒトデを釣って笑っていたところ、私にも同じものが釣れて
しまうなど、本来のカレイ釣りとは逸脱した苦戦を強いられていたのだが、一番苦戦していたのは妻だった。 ![]() ![]()
私とキッシーさんにはほどほどに釣れていたのだが、妻には一枚のカレイも釣れていなかったので場所移動を決意。
その後は、なんとか妻にもカレイが釣れだし天気も次第に晴れてきたが、時々通る漁船のうねりを受けていた船頭さん
かずの釣り場といえるかもしれない。
釣ーりんぐ北海道なら間違いなく「タモ!タモーー!」と騒ぐであろう大きさに見えたが、残念ながらタモを使うようなサイ
ズではなく、それでも34cmはうらやましい大きさだった。 ![]() ![]()
こんな感じ?
さらに30分後の潮止まりの時間に再びキッシーさんに、先ほどと同じような大きさのクロガシラが釣れた。
私も大物は期待していたが、なんだかやる気モードも下がり気味でどうでも良くなってしまっていたので、大物は次回の
お楽しみとなった。
聞くと、奥に入釣したベテランの人が38cmと36cmのマガレイを釣っていたと聞き元気が出てきたものの、時すでに遅
し・・・納竿時間が近づいていた。
この日の釣果は、マガレイ、ソウハチ、クロガシラ、スナガレイ、コマイ、エゾメバル、ハゴトコ、スジアイナメ、コガネガレ
イ、カワガレイ、ツマグロカジカの11種となったが、リリースが多くキープした魚は僅か40匹程度となる。 ![]() ![]()
10時40分には船が到着してしまい、慌てて片付けを済ませて船に乗り込んだ。
昨年の船頭さんはご老体の割には元気な人だったので一人で全ての作業をしていたが、今回は釣り客に指示をしなが
ら手伝ってもらうことが多かった。沖に巡視船が見えていたので、慎重な船頭さんも慌てるように出船させて南提を離 れた。
船着場に着いて、漁船伝いに荷物を移動してから、手分けして荷物を陸上に降ろすのだが、干潮のために荷物は一つ
ずつ引き上げねばならず、苦労して最後に脚立を貼り付けた梯子をよじ登るように下船した。
船代の支払いを済ませ着換えをして、お昼が近くなっていたので日曜島へ行くことにする。
日が射していたので暖かく感じていたが、気温は12℃しかないことに驚く。
られていた。
網走川の河口は黄土色に濁っていたが小魚のボイルが時々見られ、ルアーをキャストする子供たちやカレイ釣りをし
ている人の姿もあった。ほとんど人がいない釣り場でのんびりとおしゃべりをしているうちに寒くなってきたので駐車場 に戻り、ここでキッシーさんとは別れた。
くれたのである。
投げ竿をセットしてからチカを狙ってみたが、投げ釣りを優先した場所だったので反応はなかった。
それならブラーはどうだろうと足元を探ってみたところ、心地良いアタリとともにハゴトコが顔を見せてくれた。
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東風が冷たく、時々霧に包まれる漁港内だったので、妻にブラーロッドを預けてチカ竿を動かしていると、今度は小さな
チカがヒットした。
ると26℃以上にもなっていたことに驚かされた。
■ 紋別港南岸壁・港南防波護岸防砂提
フェンスの入口付近で数十本の投げ竿を並べている人たちに聞いてみたところ、連れてきてもらっているので何が釣れ
るのかわからないと、聞いてみた二人とも同じ返答で要領を得ないまま他の場所へ移動。
6月9日 3時に起きてみるとすでに外は薄明るくなっていたが、再び寝てしまった。
しばらくしてから、ようやく起きることができて釣りを始めることにする。投げ竿をセットしてから、サビキ仕掛けをウキ付
ふと見るとサビキのウキが動いていたので「チカだ!」と思い込んで引き上げようとするが、その重量の割には反応が
ない・・・。
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隣の釣り人から、港南防波護岸の防砂提ではカレイが釣れている様子だと聞き、このままこの場所にいても釣果は望
めないと判断して直接見に行くことにした。
港南防波護岸はガリンコステーションに続く全長500m以上の直線で、随分前になるがカレイがよく釣れた記憶があっ
た。しかし、その入口を見ると高い鉄柵で「立入禁止」になってしまっていたので、釣りが可能な場所は防砂提の340m のうちの半分ほどしかないことになる。
その後、妻にはマガレイがダブルで釣れるなど、朝の穏やかで釣れる気配すらなかった港内とは大違いだった。
この日の予想気温は17℃だったが、雲がほとんどない青空だったので次第に暑くなってきて、Tシャツ一枚で十分な暖
かさとなった。 ![]() ![]()
その後、一番良さそうな場所で釣っていた人が帰り際に場所を譲ってくれたので移動して、イスやテーブルなども持ち
今回の釣行目的である新しく購入した投げ竿の使い心地は、適度な堅さや軽さは女性にも使いやすく、一番気に入っ
ているのはこのグレードにしては貴重なトータルガイドホールドシステムだった。振出竿を使っていて一番気なるのは、 ガイドが勝手に回転してしまっていることが多いからである。
いるのだった。
二人で一緒に食べてから、再び待っていると「料理が遅れて申し訳ありません、もう少々お待ちください」とのこと・・・。
注文から1時間ほど経過していただろうか、ようやくあんかけ焼そばが届き、こちらも味はまあまあ良かった。
開店から10日ほどしか経っていないようなので仕方がないかもしれないが、まあ今回は大目に見て次回に期待してみ
よう。
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