|
■ 道東のアキアジに感激!
8月17日 イノケンさんの情報によるとアキアジはまだ釣れているとのことで、15日のカラフト釣行に惨敗した鬱憤(うっ
ぷん)を晴らすべく準備に取り掛かった。
イノケンさんから詳しい現地の情報を聞いていたのでさほど心配していなかったが、イノケンさんも夜には到着参戦する
ことと、この日の午後からはモリさんも現地入りしていると聞いて心強く思った。
釣り場までは遠いと聞いていたので、現場に泊るための小さなテントを購入するために音更のアウトドアショップを数件
覘き、格安のテントを購入するという気合の入れようは自分でもすっかりのめりこんでしまっているなあと感じる。
ここで食料の調達をした。
そして太平洋に出て漁港にあるきれいなトイレに寄ってから駐車場を探すと、すぐに見つかったのは遠い方の駐車場
だったことが後から気付いた。
る・・・そのまま同じ速度でリーリングしていると再びアタリがあり、頃合を見てアワセを入れた。
のは、まさか釣れるとは思っていなかったからだった。
その後も続けようとしたが、テントの準備などもしなければならなかったので納竿とする。
8月18日 イノケンさんが予想したとおりに、1時頃から釣り場へやってくる人たちの足音や荷物を運ぶ台車の音に何度
も目覚めてしまい、寝たような寝られなかったような中途半端な状態だったので、2時半には起きてしまった。
外へ出るとイノケンさんもモリさんも垂らし竿の準備中で、私は右隣の人に挨拶をして色々と話を伺った。
車止めのない岸壁での竿立ては釣人の創意工夫が見られ、イノケンさんたちは木製の手作り、右隣の方は18リットルく
らいのバケツに穴を開けて水を入れて竿立てにしている。
周囲を見ると、誰のものともわからない砂袋がたくさん並んでいて、これも垂らし釣りの竿立用の重しだろう。
3時半には釣り上げると宣言したモリさんだったが、3時半はまだ真っ暗でアウト!
と、狙いは的中してアタリが伝わってくる・・・迷わず大アワセを一発くれてやる。ヒット!6時丁度だった。夕方に釣った
魚とは比べものにならないほど重くてドラグはどんどん鳴らされ右に左にと走り回るので、これぞ初期群のアキアジだと 喜びながらも、いつになったら弱ってくれるのかと思ってしまうほどだった。
左隣にいたモリさんがタモを構えてくれていたのでお任せすることにして、頃合を見計らって引き寄せてネットイン・・・と
安心したのもつかの間、ネットにフックが引っ掛かってバラシ・・・・・残念な1本となった。 ![]()
モリさんのファイト イノケンさんのファイト
この朝はイノケンさんとモリさんも今季初というウキルアーでの釣果を上げていたので、前日に釣っていたとはいえ少々
焦ってしまうが相変わらず右隣では頻繁に釣れている。
この後、港内に地元釣り師が恐れてやまないアザラシが現れたので、誰かがヒットするとそこからは「アザラシだー!」
の声が聞こえてきて、時々アザラシにアキアジを奪われてしまう姿が見られるようになってきた。
私としてもここでヒットした場合、アザラシが襲ってきて貴重なこの日の初物が奪われてしまうのではと恐れながらも、釣
りたい釣りたい・・・そんな願いを込めていたときだった。
私にヒット!今回はイノケンさんが駆けつけタモを準備をしてくれていたが、力のあるオスだったために寄せに時間を要
し、岸際に寄せて後一歩となったところにアザラシが現れた。 ![]()
これがコロちゃん 危機一髪のアキアジ
一旦は弱ってしまったように見えたアキアジもアザラシに驚いたのか、見たことのないような素早い泳ぎを見せるが、一
瞬遅くて腹部を噛まれそうになりながらも、イノケンさんの電光石火のタモ入れで何とか無事だった。
念願のオスアキアジは、腹部に噛まれかけた時のウロコがすっかり剥がれていた姿は痛々しいが、幸いかすり傷一つ
なくホッとする。7時半過ぎのことだった。
アキアジに印を付けてからイノケンさんのクーラーボックスに保存していただき、再びキャストを始める。
さんは実に気の毒だったが、モリさんのギャグのせいではない。
しかし、ウキルアーが好調のイノケンさんは、快調に釣果を伸ばしているようだった。
私のアザラシ襲撃事件から1時間後の8時半過ぎだった。
しかし、アキアジは簡単には食いついてくれず、時々気のないアタリがあるだけだった。
全体的にも、朝と比べると魚が見える割には釣れていなかった。
ルアーをテストしてみたかったので様々なルアーをキャストして、あわよくばと思っていたが反応なし・・・。
とのあるしろくまさんがブッコミ釣りを楽しんでいた。
近くにいた私がタモ入れをして、モリさんこの日3本目もウキルアーでGetしてとてもうれしそうだった。
もちろん、一本釣るたびに愛妻に電話していたので、この時も電話をしていたことは言うまでもないだろう。
の中にはそば屋まで立っていてそば屋の幟(のぼり)がいくつも近辺に立てられていた。
帯広市内で遅い昼食を食べてから、士幌の道の駅で1時間ほど仮眠をしようと横になったのだが、目が覚めた時には
すでに真っ暗な雨降りになっていて19時を過ぎていた・・・。
イノケンさん、モリさん、今回の釣果はお二人のお陰です、ありがとうございました。
■ 太平洋のアキアジ再び
8月25日 23日にサケ網が入るとは聞いていたが、依然好調との情報に道東への釣行を考えたのは帰ってきてすぐだ
った。
網走方面でもアキアジが釣れ始めているらしいが、日に全体で2〜3本というからまだまだ時期尚早と判断しての道東
行きである。
元来おせっかいな私は、よせばいいのにキッシーさんをこの道東行きに誘ってしまい、何とか説得して現地待ち合わせ
を決めてしまった。人が喜んでいる姿を見ていると自分までも楽しくなってしまう私だった・・・。
この日は全道的に晴れの予報で、出発時には何処を探しても雲が全くないほどの快晴に気分良く出発、しようとしたと
ころにモリさんからのメールで「74♂Get!」を見てしまったものだから、出発時からアキアジモードに入ってしまう。
土曜日のせいか先週よりも道は混雑していたが難なく音更に到着して、食材の買い物を済ませてからその店内にある
ファーストフードで昼食をとった。
店を出る時にはすでに30℃を超えていて、目が眩むような暑さのなか車内に避難しての出発となったとは言い過ぎかも
しれないが、それほどに残暑は暑く感じる。
ず温かく感じる。
私が写真と動画撮影をしている間にキッシーさんがタモ入れをして、メスの超銀ピカアキアジをGetした。
網走では朝にこのような状態になるので、実に不思議な気分だった。
18時少し前にはキッシーさんも超銀ピカアキアジを釣り上げて、夕マズメにしては予想外の釣果に満足して納竿となる。
![]()
夕食は、その場でミニテーブルを広げて小さな蛍光ランタンの灯りの下で乾杯し、次第にでてきた霧の中での飲み会に
なる。
この日は他にもテントを張って泊り込んでいる人たちもいたので、少しだけ賑やかな夜になった気がした。
翌朝は早くはなかったが睡魔に襲われてしまい、先週よりは随分と早くテントに入った。
そして5時半過ぎにはイノケンさんのロッドが曲がっていた。
それでも全部の釣果でも20本程度だったという。
11時過ぎには昼食の準備をして、食事が終るころにはイノケンさんが納竿。
その後を追うように、私達もさっさと片付けを始めてしまうことになる。
長くて荷物運びが大変だった駐車場までは、台車の扱いに慣れてしまったせいか苦にならず、道中は相変わらず話し
かけてくる釣人たちとおしゃべりをしながら楽しく駐車場近くまで来ると、先に自転車で戻っていたキッシーさんが出迎え てくれた。
27日からは本格的に漁港の改修工事が始まるので、おそらくこれが最後の太平洋釣行となるはずだった・・・・・。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||